インタビュー|言語聴覚士|佐藤倫子

Interview
インタビュー

目に見えにくい部分の仕事だからこそ、
リハビリの時間そのものが利用者様にとって楽しいものにしたい。

訪問看護ステーションFIRST
佐藤 倫子
2023年入職(インタビュー時 入職1ヶ月)

Q. あかぎに入職したきっかけを教えてください。

以前勤務していた高齢者住宅の訪問歯科診療で西山先生に出会いました。
当時、VE検査(嚥下内視鏡検査)は病院では可能でしたが、まさか施設でできるとは思っておらず驚きました。検査導入によって、経口摂取開始の判断ができるようになり、安全な形態の食事提供など様々な対応が可能になりました。

プライベートで子供が成長して手が離れるので、新しい働き方を模索していたタイミングで、FIRST開設のパンフレットをいただきました。

入職前のあかぎの歯科衛生士さんとの勉強会で、集まって頂いた皆さんのとても温かい雰囲気と、積極的に勉強されている様子が印象的で、ぜひこちらの訪問歯科の皆さんと連携をとりながら仕事がしてみたいと思うようになりました。

Q. 入職時の印象を教えてください。

以前は歯科との関わりだけでしたが、FIRSTの訪問看護スタッフの方々も、温かい雰囲気で、入職前に抱いていた印象と同じで安心して働き始めています。

皆さん勉強熱心な印象です。一般的には「リハビリはリハビリの人にお任せします」となりがちです。しかしリハビリは利用者の方の日常生活の一部のため、その方にかかわるすべてのスタッフに協力してほしい・知っておいてほしいという思いもあります。
その点あかぎでは、自分自身の専門の範囲にかかわらず、興味を持って学び協力しあう文化があり、今後の連携が楽しみです。

自分自身も、これまで家庭の事情もあってあまり外に出ることができていませんでしたが、これからは学会など機会を見つけて学びに行くようにしたいと思っています。

Q. 現在の仕事内容を教えてください。

1名またはもう一人のSTのスタッフと個人宅・施設を訪問します。

まだ業務開始して日が浅いので、訪問先を探して営業も行います。担当の方と一緒にご挨拶に行ったり、歯科の方から相談があったりします。

先日施設に伺い、ご利用者様の現在の状態やどういったリハビリができるかをご説明して帰ったのですが、訪問依頼をいただけそうで嬉しいです。

Q. 今後、どんなふうに働いていきたいですか?

STのリハビリ(特に高齢者の方向け)は、機能を維持することが目的のことが多く、「腕が動くようになった」「○○が痛くなくなった」というような効果が実感しやすいものではありません。こちらは改善があると判断しても、利用者様本人にもご家族にも効果が伝わりにくいことがあります。また、ご本人にとって苦手なことを練習しなくてはいけない場面もあります。

生活の質を高める意味では大切なことですが、実用面からみると利用や継続がためらわれてしまうこともあります。

だからこそ、日々の寄り添った訪問によって利用者様の支えとなれるように、訪問自体を心地よい時間になるよう頑張っていきたいと思っています。

Q. あかぎの良いところは何ですか?

嚥下障害へのアプローチに際して、歯科と密に連携が取れるという環境は、訪問STにとって大変魅力的だと思います。

訪問看護とともにお看取りまでの時間に寄り添えることも、難しいことが多い分、やり甲斐も大きいと思います。
ご本人やご家族が「最期まで口から食べたい」と望まれたとき、できる限り誤嚥の危険性を下げながら、食べる楽しみを感じていただきたい、そのお手伝いができる環境だと思います。

職場の雰囲気については、前職のときから良いなと思っていましたが、想像以上と言っても良いかもしれません。仕事の相談も、もう一名STの方がいるのですぐにできる環境です。

Q. 最後に、応募を検討している方へのメッセージをお願いします。

事務所に来ていただくだけでも素敵な雰囲気が伝わると思います。
ぜひ見学にいらしてください。

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