Interview
インタビュー

10年越しのご縁がきっかけに。一対一のリハビリで利用者様と向き合う。
訪問看護ステーションFIRST リハビリ主任 理学療法士
石本 麻友子
2023年11月入職
(インタビュー時 入職2年4ヶ月)
Q. あかぎに入職したきっかけを教えてください。
姉が二人とも看護師をしており、医療の仕事が身近な環境で育ちました。私自身は学生時代にバレーボールに熱中していたこともあって、最初はスポーツトレーナーに興味を持っていました。そんなとき、姉から「怪我をした人のリハビリを支える理学療法士という仕事があるよ」と教えてもらったのが、この道を目指すきっかけです。
大学では講義を通じて在宅医療への興味が強くなり、新卒でデイサービスに入職しました。病院を経験してから在宅へと考える人も多いのですが、そのデイサービスでは経験のある方のもとで学べることや、当時の大学の先生に「病院と在宅はまったく別物。病院でどれだけ経験を積んでも、在宅に行けばまたイチからだよ」と言ってもらえたことが後押しになりました。
その後、高齢者向け住宅に併設された訪問看護ステーション、さらに地域を広く回る訪問看護ステーションと、キャリアを重ねてきました。FIRSTへの入職が訪問リハビリとしては3か所目になります。
Q. あかぎで働く前に、悩んでいたことはありますか?
訪問リハビリの道を歩み始めた最初の頃は、「訪問」とはいっても、併設の高齢者向け住宅の施設内でのリハビリでした。多少利用者様の疾患などによる違いはあるものの、整った環境の中でほぼ全員が決った同じ内容を繰り返す日々となります。学びも多かったのですが、正直なところマンネリも感じていました。
その後の職場で、利用者さんのご自宅を一人で回る、本当の意味での訪問リハビリを経験しました。施設とは違い、その方のお家それぞれの環境の中でリハビリを行うので、「自分の身の回りのことをするために、これができなくて困っている」という細かなところまで見えてきます。目標も画一的ではなく、その人だけのものになります。そのやりがいと面白さを知って、一対一で向き合う訪問リハビリが自分のスタイルに合っていると確信しました。
その職場では高齢者の方の介護保険でのリハビリが中心で、転倒・骨折された方や脳出血後の麻痺がある方がほとんどでした。難病の方や小児など、まだ経験のない領域の方に自分がどこまで応えられるのか、という不安はずっとありました。昇給がほぼない給与面の課題や、年齢を重ねると挑戦しにくくなるのではという思いも重なり、転職を決意しました。
Q. あかぎを選んだ決め手は何ですか?
ジョブメドレーで求人を探しているときに「医療法人あかぎ」を見つけたのですが、実は記憶にある法人名でした。約10年前、当時の職場にあかぎの理事長が往診に来てくださっていたんです。VE検査(嚥下内視鏡検査)の場面を見学させてもらったり、デイサービスの利用者さん向けに口腔ケアのお話をしてくださったりしていました。「専門的な機械を使ってあそこまでの検査をしてすごいな」というのは、ずっと印象に残っていました。PT(理学療法士)・OT(作業療法士)・ST(言語聴覚士)が揃って連携しながらリハビリに取り組む環境も、当時の自分にはとても刺激的でした。
面接は緊張しましたが、明るく話しやすい雰囲気で感触が良かったので、即決に近いかたちで入職を決めました。40歳を迎える前に新しいことに挑戦したいという気持ちもあり、「今がそのタイミングだ」と思い切りました。ちなみに後で聞いたお話ですが、理事長も私のことを覚えていてくださっていたようです。
Q. 入職後の印象を教えてください。
一番驚いたのは、スタッフ全員が自分より若かったことです。30代前半でまだお子さんが小さい方も多く、看護師さんだとオンコールがあったりするので、こういう現場で働いていてすごいなというのは印象的でした。前の職場では20歳以上年上の方が多かったので、こちらでコミュニケーションがうまく取れるかどうかも、最初はとても不安でした。でも、みんな穏やかで受け入れてくれる雰囲気があり、自然と打ち解けられました。今では仕事のことだけでなく、プライベートな話もできるような関係になっています。
業務面では、紙媒体が中心だった前職と異なり、タブレットが支給されて記録も連絡もデジタルで行える環境に驚きました。もちろん事務所で直接会ってのコミュニケーションもあるのですが、LINEやシステムのチャット機能でのやりとりが多く、新鮮に感じましたね。
難病の方や小児のリハビリは、やはり最初は不安でした。担当した小児の利用者さんはまだ1歳で、当初は何をすれば良いかわからず、小児医療センターに見学に行かせてもらったり、自分でも調べながら関わっていきました。不安もある中でのスタートでしたが、その経験は今の自分の大きな財産になっています。
Q. 今の仕事内容と、これからの目標を教えてください。
現在は訪問リハビリ業務に加え、2025年11月からリハビリ主任として、スタッフの訪問スケジュール調整や新規相談への対応も担っています。主任は自分から立候補しました。組織が拡大していく中で、リハビリとしてまとめ役が必要だという話が出て、「じゃあ自分がやろう」と思い切りました。
訪問は基本的に一人で動き、一日に4〜6件を回ります。入職したてのときは2〜3週間程度は先輩と一緒に行動し、利用者様の様子をみながら、そして利用者様のことをまず知りながら、次第にメインで入っていくことになります。利用者様のご自宅それぞれの環境に合わせてリハビリを組み立てるのが、施設との大きな違いです。高齢者や難病のある方では「現状維持」が目標になることも多い在宅リハビリですが、「これをやってみてはどうか」という提案がうまくはまった瞬間、その人のためになれたという達成感を強く感じます。それが一番の仕事のモチベーションです。
スキルアップとしては、住環境コーディネーターや認定理学療法士の資格取得にも、ゆくゆくは挑戦したいと思っています。何より、関わる利用者さん一人ひとりにベストを尽くし続けることが、自分の一番の目標です。
※住環境コーディネーター:高齢者や障がいのある方が自宅で安全・快適に生活できるよう、住まいの改修や福祉用具の活用について提案・助言を行うための資格。
※認定理学療法士:日本理学療法士協会が認定する資格。特定の専門分野において高い臨床能力を持つ理学療法士として認められた、キャリアアップのための資格制度。
Q. 最後に、応募を検討している方へメッセージをお願いします。
ライフワークバランスを大切にしたい方には、ぜひ検討してほしい職場です。希望休が取りやすく、訪問の合間の時間をうまく使えば、残業も自分のやり方次第である程度コントロールできます。
訪問リハビリは、一対一で利用者さんと向き合い、自分で考えながら動ける仕事です。周囲に常にフォローしてくれるスタッフがいるわけではないので、それをプレッシャーに感じる方もいるかもしれません。ただ逆に言えば、自分の思った通りのアプローチを思い切りやれる環境でもあります。人と積極的に関わることが好きな方、自分なりの工夫でやってみたいことがある方には、とても向いていると思います。
スタッフはみんな和気あいあいと楽しく働いています。ぜひ一度、事務所の雰囲気を直接感じに来てください。
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