インタビュー|訪問看護師|長沼 宏樹

Interview
インタビュー

患者様と深く関わりたい。信頼する人と働きたい。そう思って入職を決めました。

訪問看護ステーションFIRST 管理者
長沼 宏樹
2023年4月入職(インタビュー時 入職約1年)

Q. あかぎに入職したきっかけを教えてください。

前職は大学病院の集中治療部で、8年間勤務していました。
2020年の感染症の流行までは、「これからも大学病院で働いていくんだな」と思っていました。

集中治療室は患者さんの重症度が高く、患者様やご家族とあまり関われない場ではあるのですが、感染症流行によって面会制限が発生したことで、さらに患者様やご家族との関わりが減少してしまいました。

転職を考えた2022年の10月頃は、本当に厳しい状況でした。がむしゃらに大学病院で勤務していたのですが、「こんなに患者さんや家族と関われないのは、自分の看護とは違うのではないか」とジレンマを抱えるようになり、転職を決意しました。

在宅であれば感染症流行下であっても、患者様と深く関わることができるためです。

Q. あかぎを選んだ一番の決め手は何ですか?

信頼している先輩が立ち上げたステーション、ということが一番の決め手です。

大学病院時代に前田さん(現看護部門統括部長)と一緒に働いていました。
FIRST立ち上げ時にもお話をいただいていたのですが、感染症流行の少し前で、当時は今後も大学病院で働こうと考えていたため、お断りをしていました。

しかし、転職を考える状況となり、迷わず前田さんに連絡をとりました。

前田さんとまた一緒に働きたいという思いもあり、その点で迷いはありませんでした。
他の病院を調べたりもせず、直接連絡をしました。

Q. 現在の仕事について教えてください。

訪問看護の業務は、在学中に1週間ほどの期間、訪問看護ステーションでの実習があったのみだったので、しばらくぶりでした。最初は前田さんに手取り足取り教えてもらいながら進めていました。

2023年の10月から前橋のFIRSTの管理者となってからは、訪問業務と管理者業務を行っています。訪問の業務がコンスタントにあり、管理業務が月末月初に増えるという感じです。管理者業務はまだまだこれからという感じで、わからないことも多いですが頑張っていきたい部分です。
シフト制の週休2日制で、病院と違って夜勤はありません。

業務で困ったことがあった際は、前田さんに相談しています。
特定の患者様に詳しいスタッフがいる場合は、そのスタッフということもあります。

前職在職中に感染症流行により課題となった、患者様との関わりについては、現在は楽しい・充実していると感じられています

Q. あかぎで働いてみて、いかがですか?

病院との違いを色々実感しました。
そもそもご自宅に伺うということ自体、最初は違いを感じる部分なのですが、その他にも違いがあります。

病院という場所は治療が中心です。患者様も治療をしたくていらっしゃっていますので、治療を頑張っている人のサポートが仕事でした。

一方で在宅では、治療中の方ももちろんいらっしゃるのですが、ご本人が治療をしたくないという場合もあります。病気を抱えながらも家にいたいという思いを持っているので、それを支えたいと思っています。

病院ではお昼休憩・夜勤は仮眠の時間以外は張り詰めた状態で、力を抜くタイミングがありませんでした。訪問の方は、訪問の合間の移動がそういった時間となるのも異なる点です。

また、スタッフの方々がとても優しいと感じました。職場としても良い雰囲気です。
病院は殺伐とした雰囲気のこともあるので、そこは良いところだと思います。

Q. 今後どのようなスキルを身につけたいですか?

ご自宅に伺う仕事なので、信頼関係ができないと、訪問もできなくなってしまいます。信頼関係を築ける能力を向上したいですね。

訪問は、信頼関係ができてくると利用者の方やご家族の表情が柔らかくなってくるんです。訪問業務を始めた頃に比べると、お話をできるようになってきたと思います。利用者さんが名前や顔を覚えてくれたり「安心する」と話されたときは、嬉しさを感じました

在宅で病気を抱えながら生活するのは不安や恐怖、寂しさがあると思います。寄り添ったりコミュニケーションがうまく取れるようなスキルを身に着けたいと思っています。

Q. 最後に、応募を検討している方へのメッセージをお願いします。

利用者の方とじっくり向き合うのが好きな人は向いてると思います。またコミュニケーションが得意な方も向いているのではないでしょうか。
どんな仕事も向き不向きはあると思いますし性格も様々なので難しいですが、向いてない人はいないと思っています。

病院で働いていると、形式ばった業務が多いと思います。訪問の場合は、同じシャワー浴でも人によってやり方が違うなど、それぞれやり方があったりします。在宅では、そんな違いを楽しめると良いのではないでしょうか。

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